財団について
[名称]
公益財団法人 伊藤科学振興会
[設立年月日]
1968年2月16日
[連絡先]
〒162-0801 東京都新宿区山吹町358-5 アカデミーセンター
TEL:03-6824-9371
FAX:03-5227-8631
事務局への書類提出・連絡は → こちらから
[代表者]
理事長 小林 昭子
[設立の経緯および目的]
初代理事長 伊藤隆男(株式会社資生堂代表取締役社長)が1967年実業界の第一線から退くにあたり、社会への報恩のため、若手の科学研究者激励をめざし、私財1億円を投じ、それと同額の会社の基金により、茅誠司(東京大学元総長、強磁性結晶学)および木村健二郎(東京大学名誉教授、分析化学)を理事とする「伊藤科学振興会(法人)」を翌年1968年に設立した。
その後、特に20世紀末以降、日本の科学・技術の発展は目覚ましく、たとえば多数の理論と技術に支えられ、多彩な応用に結びついているコンピューター関係の科学・技術の進歩は、情報化社会の幕を開き、また、あらゆる生命現象を様々な分野の視点から解明することを目指す生命科学の進歩は医学・医療の驚くべき高度化をもたらした。こうした変化は既存の経済や社会の仕組みをも大きく変えることとなった。また、これ等の科学・技術発展の背後には、着実な基礎科学の歩みがあり、我々は数学、物理学、化学、地学、生物学、医学、薬学などの広汎な領域の諸科学の近年の成果の恩恵をうけてきた。我々は今後こうした科学・技術の進歩はさらに加速されることが予測されるが、それを支える基礎科学の進展の重要性は一層大きくなると思われる。その学術の成果をもって社会に貢献することを目指さなければならない。
こうした考えに基づき、本財団は自然科学の基礎研究の振興、および基礎研究の将来を担う若手研究者の育成に貢献することを目的として、財団を設立し研究助成活動を推進している。
[事業内容]
自然科学(物理学、宇宙地球科学、化学、生物科学の4分野のうち毎年2分野)の基礎研究を行う者に研究費を助成する。毎年、各分野2名(2分野で4名)を採択し1件あたり100万円の助成を行う。研究助成対象者は、博士の学位を有する満40歳以下の者で、日本国内の研究機関に所属する研究者(国籍は問わない)とする。
(詳しくは伊藤科学振興会研究助成募集要項を参照ください。https://www.itoka.or.jp/.......)
本財団の事業回数は2023年で56回目となる。財団としては、この助成金が若手研究者自らの独創的な発想を基にした自由な研究に活用されることを期待している。
[研究助成実績]
設立(1968年度)~2023 年度
・研究助成応募件数 3,809件
・研究助成件数 409件
・研究助成金額総額 3億2,540万円
公益財団法人 伊藤科学振興会
[設立年月日]
1968年2月16日
[連絡先]
〒162-0801 東京都新宿区山吹町358-5 アカデミーセンター
TEL:03-6824-9371
FAX:03-5227-8631
事務局への書類提出・連絡は → こちらから
[代表者]
理事長 小林 昭子
[設立の経緯および目的]
初代理事長 伊藤隆男(株式会社資生堂代表取締役社長)が1967年実業界の第一線から退くにあたり、社会への報恩のため、若手の科学研究者激励をめざし、私財1億円を投じ、それと同額の会社の基金により、茅誠司(東京大学元総長、強磁性結晶学)および木村健二郎(東京大学名誉教授、分析化学)を理事とする「伊藤科学振興会(法人)」を翌年1968年に設立した。
その後、特に20世紀末以降、日本の科学・技術の発展は目覚ましく、たとえば多数の理論と技術に支えられ、多彩な応用に結びついているコンピューター関係の科学・技術の進歩は、情報化社会の幕を開き、また、あらゆる生命現象を様々な分野の視点から解明することを目指す生命科学の進歩は医学・医療の驚くべき高度化をもたらした。こうした変化は既存の経済や社会の仕組みをも大きく変えることとなった。また、これ等の科学・技術発展の背後には、着実な基礎科学の歩みがあり、我々は数学、物理学、化学、地学、生物学、医学、薬学などの広汎な領域の諸科学の近年の成果の恩恵をうけてきた。我々は今後こうした科学・技術の進歩はさらに加速されることが予測されるが、それを支える基礎科学の進展の重要性は一層大きくなると思われる。その学術の成果をもって社会に貢献することを目指さなければならない。
こうした考えに基づき、本財団は自然科学の基礎研究の振興、および基礎研究の将来を担う若手研究者の育成に貢献することを目的として、財団を設立し研究助成活動を推進している。
[事業内容]
自然科学(物理学、宇宙地球科学、化学、生物科学の4分野のうち毎年2分野)の基礎研究を行う者に研究費を助成する。毎年、各分野2名(2分野で4名)を採択し1件あたり100万円の助成を行う。研究助成対象者は、博士の学位を有する満40歳以下の者で、日本国内の研究機関に所属する研究者(国籍は問わない)とする。
(詳しくは伊藤科学振興会研究助成募集要項を参照ください。https://www.itoka.or.jp/.......)
本財団の事業回数は2023年で56回目となる。財団としては、この助成金が若手研究者自らの独創的な発想を基にした自由な研究に活用されることを期待している。
[研究助成実績]
設立(1968年度)~2023 年度
・研究助成応募件数 3,809件
・研究助成件数 409件
・研究助成金額総額 3億2,540万円